第29回 日本シミュレーション学会大会: オーガナイズドセッション

オーガナイズドセッション募集

    オーガナイズドセッションのオーガナイザーを公募します.特に応募資格は問いません.オーガナイザー希望者は所定の「オーガナイズドセッション申込書」にセッション名,勤務先,所属,役職,連絡先, 300字程度のセッション要旨,発表予定者氏名等を記入の上,下記事務局宛にご送付下さい(e-mail推奨,不可能な場合は郵送/FAXも可).
    • 申込締切: 平成22年2月26日(金)必着
    • OS申込書: PDFフォーム形式
      (ファイルをダウンロードの上,PDFフォームに必要事項を入力して下さい.)
    発表予定者が確定していなくてもまず先にお申込下さい.
    オーガナイズドセッションの情報は随時大会ホームページに掲載いたします.
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申込み・問合せ先


オーガナイズドセッション一覧

(平成22年3月2日現在)
No. セッション
オーガナイザー
要 旨
1 非線形問題の数値シミュレーションと可視化

田中 覚(立命館大学)
神谷 淳(山形大学)
小山田 耕二(京都大学)
 科学の様々な分野に現れる非線形問題の解析に,数値シミュレーションと可視化は大きな役割を果たしている.例えば,プラズマ科学や物性科学などでは,物理モデルを実装した非線形偏微分方程式を高精度・高速に数値シミュレーションで解く技術が,当該分野の発展に大きく寄与している.また,そのような複雑な数値シミュレーションの結果の解析には,複雑データ/大規模データの可視化が必須である.本セッションは,このような「非線形問題の数値シミュレーション」と「複雑/大規模データの可視化」の研究者が一同に会してアイデアのキャッチボールをすることによる,双方の分野の発展を意図するものである.
2 バイオエンジニアリングとシミュレーション

小沢田 正(山形大学)
馮 忠剛(山形大学)
 現在バイオエンジニアリングは,非常に多岐に渡る分野で精力的に研究が行われている.しかし,その対象が生物であり,生命現象であり,またそれらのマイクロからナノオーダーのダイナミックな挙動であったりと必ずしも実験的研究手段が有効とは言えない場合が多い.また,生命倫理や技術的障壁のために実験が全く不可能な場合も少なくない.そこで本セッションはこのような状況をブレイクスルーすべく,バイオエンジニアリングにおける種々のシミュレーション技術の開発例,問題提示,展望紹介などを通して情報交換を行うことによりバイオエンジニアリングの発展への貢献を目指すものである.
3 数値計算

大石 進一(早稲田大学)
 理工学に現れる諸問題に対して,計算機を用いた様々なシミュレーション技術が開発されてきたが,その基礎となるのは数値計算である.そのため,数値計算の大規模化,高速化,高精度化,精度保証など話題が尽きない.近年の計算資源の増大に伴い,数値計算は今後益々,シミュレーション技術においてその重要性を増すものと思われる.本数値計算のセッションでは,大規模な計算・並列計算・計算の品質保証やシミュレーションの際に必要な計算など,数値計算全般から発表論文を募集し活発な議論を行いたい.また発展途上である研究内容も大いに歓迎する.
4 バイオ・ナノシミュレーション ~その現状と未来展望~

直島 好伸(岡山理科大学)
末岡 浩治(岡山県立大学)
 コンピュータ技術の驚異的な発達と革新的計算シミュレーションソフトウェアの開発,普及により,実験系の研究者が,複雑な計算シミュレーションを比較的容易に行い得る環境が整ってきている.計算シミュレーションは,従来から行われている物質,流体,構造,自動車などの分野のみならず,バイオやナノに代表される先端的科学技術の分野において,実験科学および理論科学と同程度,あるいはそれら両者以上に必要不可欠な科学技術となっている.本セッションでは,量子バイオ・ナノシミュレーションの最新の研究成果の発表に加え,環境,宇宙,流体,構造,回路,エネルギーなど,幅広い分野の解析シミュレーションの発表論文を募集し,将来にわたるものづくりや技術開発におけるコンピュータシミュレーションの重要性について活発な討論,情報交換を行いたい.また,それと共に,岡山において,地域における「ものづくり技術の高度化」を支援するため,シミュレーション技術の普及を目指して活動している“解析支援ネットOKAYAMA”について紹介する.
5 神経回路シミュレーション

姜 時友(山形大学)
 脳という生体装置を理解するためには,理論と実験を融合し,統合的な研究を推進していく必要がある.飛躍的な進歩を遂げている実験研究からの理論研究への要請は,伝統的な数理解析的手法と同時に,最新の実験的知見を組み込み,生物学的妥当性を持たせたモデルを構築・精査するといった構成的研究が不可欠であるということである.実際に,近年の計算機パワーの大幅な発展も伴って,大規模皮質神経回路モデルを構築することなども不可能ではなくなってきている.本セッションは,回路網モデルを中心に,その結合様式やダイナミクスの解明とそこから生まれる新しい情報処理の創出に向けたシミュレーション研究に関して議論を行い,当該分野のさらなる発展を意図するものである.
6 電磁界解析シミュレーション

寒川 光(芝浦工業大学)
 電磁界解析は,静止器・回転機をはじめ,電子回路の電気信号の高周波数化,移動体通信の急速な普及と発展,マイクロ波デバイスの開発などに伴い,急速に需要を広げている.電子機器の開発競争は熾烈になり,機器設計の信頼性やスピードが開発競争の成否の分岐点となっており,信頼性の高い大規模な数値シミュレーション技術の役割が注目されている.本セッションでは電磁界解析に用いられる幅広いアルゴリズム(FDTD法,有限積分法,モーメント法,境界要素法,有限要素法)に立脚したシミュレーション技術に焦点をあて,基礎から応用まで,大学,企業,研究所からの最新の研究発表を期待している.
7 移動通信ネットワーク

佐藤 拓朗(早稲田大学)
 広帯域CDMA(W-CDMA),CDMA2000等の第3世代移動通信方式が世界的に普及しつつあり,また,グローバルな無線インターフェース仕様の作成機関である3GPP(3rd Generation Partnership Project)やIEEEでは,Full IP機能を実現するブロードバンド移動通信ネットワークの標準化が行われている.さらに次世代の第4世代(4G,あるいは,IMT-Advancedと呼ばれている)無線アクセスネットワークの研究開発,標準化も開始されており,移動通信ネットワークによる本格的なブロードバンドサービスの提供が期待されている.また,高効率な移動通信ネットワークを構築するために,従来のセルラベースのネットワーク構成と異なるアドホックネットワークなどの研究も盛んに行われている.本セッションでは,将来のブロードバンド移動通信ネットワークを実現するための,要素技術,無線アクセス技術,応用技術に関する講演を募集する.
8 動的システムの解析・制御

村松 鋭一(山形大学)
 システム制御分野における計算機シミュレーションは,実機の動作実験を行う前の制御の有効性の検証,安全性の確認のため,古くから重要な役割を果たしてきた.近年では,システムの大規模化・複雑化が進み,ハードウエアを作成しての実験を行うことが困難な場合も多く,シミュレーションの重要性はますます大きくなってきている.また,計算機技術の発展により,制御系設計・解析用ソフトウエアの利用が進むとともに,新たな考え方に基づく解析・設計用ソフトウエアやシミュレータの開発も進められている.本セッションでは,幅広く動的システムのシミュレーションに関する研究発表を募集する.新たな制御法のシミュレーションによる検証,シミュレーションによるシステムの特性解析,動的システムのシミュレータの開発など,さまざまなアプローチからの研究発表の場としたい.